フリーダイビングの安全もインストラクター次第!?

2018年7月19日

夏にハワイに行くので、スキンダイビングでも家族で出来るかなと思い、「オアフ島 スキンダイビング」で、探していた。前から気になっていた日本人女性がいて、インストラクターでもないが、スキンダイビングを教えている。まぁ、それはそれで受ける人の自由で良いのだが、質問を受けた。
「PADIのフリーダイバー講習でパッキングを教えるんですか」と驚いていた。まぁ、考えられるのは、昔からやっている某ショップでの講習だろう。以前そこには有名なプロのフリーダイビング競技者がいた。競技者にパッキングは必需品だが一般人のフリーダイバーはリスクを求めていない。更にパッキングについてPADIでは、競技者向けの内容は範囲外と書いてある。アドバンスドフリーダイバーを教える時にパッキングは、するなと書いてある。
「過膨張傷害や肺のスクイズを避けるために、肺のパッキングは行なわないこと」
どうやら、フリーダイバー講習で、パッキングを教えているらしいのだ。頼むからちゃんと、PADIのフリーダイビングインストラクターマニュアルを全て読んで欲しい。

JAS(日本フリーダイビング協会・年会費6000円)に入っていると、メーリングリストで色々な大会や大会規約も含む情報を送ってくれる。以前、AIDA Internationalよりパッキングによる肺の損傷3件についての周知もあった。2件は気胸 (気胸=肺胞の破裂) 、1件は死亡(空気塞栓症)である。(2015年4月周知)なのでAIDAでは、パッキングを推奨しないと明言している。

某ショップのアドバンスドフリーダイビングの生徒用テキストには、パッキングについて記述はない。私のアドバンスドフリーダイバーテキストには、インストラクターマニュアルに書いてある通り記述がある。これもおかしな話だ。なぜこういう事が起こっているかというと、PADIのフリーダイビングの生徒用テキストは、翻訳されていないのである。日本のPADIは、インストラクターマニュアルだけ日本語化したが、生徒用のテキストは、e-booksとなっている為、翻訳しなかったのだろう。なので、その国の言語のテキストがない場合は、インストラクターがインストラクターマニュアルに書いてある内容を伝えなければならない事になっているのだ。なので、MAXな講習の情報は、インストラクターマニュアルに書いてあるのだ。それを抜粋してインストラクターやショップでフリーダイビングテキストを作成するのだ。なのでここで、大きな差が出てしまう。某ショップのホームページにも、パッキングの事が書いてあるのはいいが、やらない方が良い事を明記するべきであろう。それどころか、インストラクターがフリーダイバー講習中に推奨しているようだが。。。

大会での選手のパッキングによる気胸は、私も聞いたことがある。その時は、50回もパッキングするなんてと思っていた。私のタイのタオ島での師匠も、パッキングについて勧めてはこなかった。やってはいけないことだからだ。日本のフリーダイバーの殆どは、パッキングをしてるのだろう。
パッキングよりもマウスフルを習得してほしい。フリーダイビングもスキューバダイビングと同じく情報の世界。フリーダイビングの安全が、自分で情報を収集するしかないというのもおかしな話しだ。