スキューバ事故者
先日はフリーダイビング講習と練習で少々透明度の良くない江之浦に来ました。フリーダイバー講習を終え、錨を上げフロートに掴まってエグジットポイントに向かってフィンキックしていた所、少し離れた所で「助けてくださ〜い」というスキューバダイバーの声が。近寄ると顔を水の中に入れているダイバーとイントラぽい人の2人がいました。「この人助けて下さい」と言われ水の中でレギュレーターを咥えているダイバーを私のフロートに載せ落ちないように捕まえて、レギュレーターを外しました。そのイントラさんは「咥えているのとどっちが楽ですか?」と聞いていたが勿論咥えていない方である。意識はあるが、疲弊しきっている感じ。自分の水面に散らばっているお客さんを指差し、呼んできますから、こちらのお客様をお願いしますかと。
私がそのイントラに、全員陸に上げるように指示。私は再度事故者を持ち上げてフロートにもっと載せるようにして私が疲れ無いようエキジットポイントへ。他のお客様を陸に上げたイントラさんは、そのままこちらに来ようとしてたので、タンク降ろしてから来て下さいと大声で指示。こちらでは事故者の器材脱がせてうちのフリーダイバーたちとで事故者と器材諸々を陸に。片付け終わってシャワー浴びている所にイントラさんが挨拶に。
頼むからレスキューやり直してくれとは言えず、お客さん平気でしたか?と訪ねただけでした。私が認定したDMさん達はスキューバレスキューも当たり前だけど、フリーダイバー以上もほとんど持っており、フリーダイバー講習全てにレスキューを毎回実施している。事故者をひっくり返すのは当たり前。ひとつダイバーに言えるのはイントラを過信するなです。(他にもその理由沢山あるけど)何か色々と考えさせられる出来事であった。