フリーダイビングのプール自主練について

2018年10月12日

フリーダイビングのフィンを使ったフィンスイム練習は、関東の首都圏ではかなり出来る所が少ないです。潜水距離を効率よく伸ばすには、フリーダイビングのフィンスイムによって動かす筋肉を、息を止めながら水流の圧がかかる状態で動かし続ける練習が出来れば良いです。
要は、息を止めたフィンスイムで使う筋肉を低酸素状態、二酸化炭素過多の状態で動かし続ける運動が重要です。プールで水泳の泳ぎでは、使う筋肉も違います。
フィンなしであれば泳ぎそのもので良いのですがフィン有りの場合ですと、フリーダイビングのフィンのみを使った腕の筋肉を使わない、体幹などの背筋を使った運動になります。なのでフリーダイビングのフィンありダイナミックでは、練習にフィンが使える練習場が必要になります。どうしても一般プールで練習したい場合、チビフィンが許されている所で、そのチビフィンを使い膝を曲げない体幹を使ったドルフィンスイムにて、水面にて息を止めて進む事を練習すると良いです。(チビフィンさえ使える所は少ない)
水面にて息を止めるのは、潜水禁止のプールが多いからです。潜水禁止ではない所では、潜る事も出来るかもしれませんが、ブラックアウトには注意が必要で、随分と限界手前で呼吸をしないととても危険です。

ということは、潜水距離を伸ばすフィンスイムの説明で言っている事ですが、限界までサポートのバディーと併走して実施する「ターゲット」が一番効率が良い潜水距離の伸ばし方なんです。自分だけで行う余裕をもった息止めと違って、限界近くまで行う「ターゲット」の練習の方が感覚的に5倍以上もの潜水距離を伸ばす為の必要期間を短くしてくれます。一時期、当クラブでは、ターゲット祭りが毎回のように行われ、一気に50m超えの方の記録更新が増えました。やはり、自主練は「ターゲット」のサポートフリーダイバーと共にターゲット実施回数を増やした方が良いです。その為には、サポートフリーダイバー仲間がいないと駄目ですね。頑張って、フィンスイムにて「ターゲット」をガンガンサポートフリーダイバーと共に行って下さい。19時始まりの時は、20:20位からターゲット祭りですね。

チビフィン(足指先10センチ等の制約の時に使える)が履けるプールでさえ少ない。

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Posted by ぽんた